沢村賞の選考基準とその由来

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プロ野球のシーズンが終了する時期になると選出が行われるのが沢村賞。

その年でもっとも優れた投手に贈られる賞として有名です。

ではそもそも沢村賞とはどのような賞なのでしょうか。

 

沢村賞は正式には「沢村栄治賞」と言います。

これはかつて読売巨人軍で活躍していた沢村栄治投手にちなんでつけられたものです。

沢村投手といえば日米野球においてベーブルースやルー・ゲーリックを相手に快投を繰り広げた「伝説の投手」として有名です。

そして太平洋戦争で戦死した「悲劇の投手」でもあります。

そんな名投手にちなんで作られた賞として定着しています。

 

なお、この賞は長らくセ・リーグの投手のみを対象として選出されていました。

沢村投手が巨人の選手だったためです。

しかし89年からはパ・リーグの選手も対象となり、
名実ともに「日本でもっとも優れた投手」に贈られる賞となりました。

なお、はじめてパ・リーグで受賞したのは後にメジャーリーグに渡り大活躍する野茂英雄選手です。

 

ただ、沢村賞とは単に「優れた投手」に贈られる賞ではなく、「優れた先発完投型」の投手に贈られる賞です。

そのため、選考基準も「登板試合数25試合以上」「完投試合数10試合以上」「勝利数15勝以上」「投球回数200イニング以上」といった先発投手にしか達成できないような条件が設けられています。

やはり先発して完投するのが投手の理想的なスタイル、との考えがあるからでしょう。

そのため、最多勝を獲得した投手が必ず受賞するわけではく、
先発完投型の投手としての総合力が問われます。

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