桜餅と道明寺の違いは粉と地域

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桜餅と言われれば、多くの人はピンク色の皮製の生地であんこを包んだものを連想することでしょう。

しかしこの桜餅には、じつは2つの種類があります。

私たちが一般にイメージする桜餅と、
関西地方でおもに食されている「道明寺」と呼ばれるタイプです。

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では、桜餅と道明寺の違いはどのような点にあるのでしょうか。

まず違いとして挙げられるのが材料。

桜餅は小麦粉を使用しているのに対し、
道明寺は「道明寺粉」と呼ばれる材料を使用しています。

名称もこの材料が由来です。

道明寺粉とは、もち米を1度蒸した状態にして乾燥させ、砕いたものです。

古代から中世にかけてよく食べられたものに「乾飯」というものがありました。

保存食の一種で、乾燥したお米を水やお湯で柔らかくしたり、
硬いまま食べることができたため、旅行中や戦場で広く用いられました。

道明寺はそんな伝統的な食材を活かした食材なのです。

いっぽう、桜餅は平和になった江戸時代に生まれたもので、
もともとはお餅で作られていました。

桜餅と道明寺の違いはこうしたルーツにもあるのです。

 

これらが主な違いですが、他にも使用する桜の種類や葉っぱの薄さなどにも違いがあり、桜餅は葉が薄いものを使用しているので一緒に食べる、道明寺は厚いものを使用しているので食べないなどと言われていましたが、この点は現在ではほとんど違いがなくなっており、どちらも食されることが多いようです。

 

関西在住の人にとっては、桜餅といえば道明寺をまず連想することでしょう。

関東に住んでいる人は2つの種類があること、
その違いを知っておくとよいのではないでしょうか。

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